宮城県荒雄川 釣行(5月20日)

 

 法事ついでに、帰り足で宮城県鳴子温泉の先、キャッチアンドリリース区間で

有名な荒雄川のイブニングに間に合ったので、供養を兼ねて??3時間程釣りを

してきました。

 

雪代の状況が一瞬不安でしたが、そこはとあるHPにて確認したところ、随分と

おさまっているとのことで、実際の荒雄川は水量は太いものの、濁りも随分と

消えて、夏のような暑い日でしたので、水温も上昇。

 

気持ちのいい釣りができました。

 

今回はイブニングの限られて時間なので、定評のある人しか通れない橋の下のプールに入渓。

いつもは、夏と秋しか来たことがないので、さすがの水量の多さに、ちょっとびっくり。

 

橋の上から覗き込むと、ところどころに虹鱒の影が見えます。「ムフフ・・・」

 

このプール、つい対岸に目が行ってすーーとウエーディングしてしまいがちですが、

実は手前にも溝があって、この溝の流れに沿って、必ず居ついていますので、これから

という方はご注意を。

 

これといったハッチもなく、ライズもないので、ニュージーランド式にフローティング

ニンフを沈ませて底を転がして流して行きます。

 

さすがに入渓時間が早く、当初は写真のようなピーカンでしたので、なかなか

食ってくれません。

丁寧に流れに沿って、フライが沈むように流して行くと、今回はほとんどが

ダウンクロスで食ってきました。

 

45センチクラスは元気よくジャンプし、50センチクラスはそこに ビッと

張り付いて、荒雄川を十分に堪能させてくれました。

 

途中地元古川から来て午前中ここで5、6本上げたというルアーマンの方と

話が出来ました。この水量なので、沈みが早いルアーの方が有利という事でしょうか。

 

最終的にこのプールで都合7本ほど、元気な虹鱒達の顔を見ることができ、

最後は腕が上がらなくなって、「いやはや、うちの釣堀より釣れるぞ!!」

と正直に思ってしまったのは、皮肉な結果でしたが。

 

東北の地は昨年の震災以降、釣り客も減っています。雄大な景色の流れの

中で、虹鱒達が果敢にファイトする荒雄川、秋田や岩手のイワナ釣りの

後にでも、立ち寄る価値は十分に有りますよ。

 

キャンプ場(鬼首高原 吹上キャンプ場)も近く、このキャンプ場も芝生と

広大なロケーションは北海道以上でいいキャンプ場ですので、お勧め!!

 

峠一つ越えると、最上白川も実は40分位で行けますので(今年通行可能かは

未確認ですが・・・)、この川のヤマメも手ごわくて面白いですよ。